■2002/08/31 (土) rain 雨
打ち付ける雨
この汚れた世界を洗い流して
新しい世界を 届けてくれる
雨
打ち付ける雨
この渇いた大地を潤して
緑と命を 息づかせてくれる
鼻を掠める水の香りと澄んだ空気
激しい雨音
世界が息衝いてること確かに感じる
雨
打ち付ける雨
もっと強く降り注いで
この大地に 命を与えて
■2002/08/21 (水) リリィ・シュシュのすべて ”14歳のリアル”
ただ淡々と、この世に存在する一つの姿を描いている。
とても綺麗な風景と、とても残酷な光景と。
世界はこんなにも綺麗で、
社会はこんなにも歪んでいる。
■2002/07/19 (金) unneed 投げかけられる 言葉達も
冷たい殻に ぬくもり奪われ
さめた するどい
氷へ 変わる
君の気持ちが 暖かいほど
冷たい この手で 触れてもいいのか
戸惑ってたよ
僕が そばに居ることで
君から 笑顔が 消えてしまうのなら
僕の知らない この地のどこかで
君の笑顔が 芽生えるのなら
この霧に
巻き込まないですむのなら
僕は君のこと 忘れられるよ
■2002/07/19 (金) none 幻だと気づいたまま 知らないふりをしているの?
それとも ホントに 信じているの?
叶うことない その祈りを
願うことなら 誰にもできて
憎むことさえ やめられない
踏みにじることすら さけられない
傷つけられることに敏感で
傷つけてることには鈍感で
叫びを上げる社会(ノイズ)の中でも
誰も気づこうなんてしなかった
■2002/07/12 (金) 惑い これで良いのか
これで良いのか
ふっと 湧き起こる不安
小さな欠片が
大きな波紋を呼び寄せて
心を乱し
自責の 念に まい上がる
揺らぐ存在
まい上がるな
まい上がるな
だいじょうぶだ
だいじょうぶ
落ち着け
落ち着け
ほら ゆっくり息を吸い込んで
そうだ そう
落ち着いて
責めてても 何にも
ならないんだから
ゆっくりと 探していこう
ゆっくりと
■2002/07/08 (月) for all ... (contrary) 同情なんていらない
憐れみなんていらない
失ったものはもう もどってはこないから
怒りなんていらない
憎しみなんていらない
奪われたものはもう もどってはこないから
それなのに
ああ それなのに…
■2002/07/08 (月) weasel 傷つけ 傷つけられて
嘲笑(わら)って 嘲笑われて
裏切り 裏切られ
恐れることをまた一つ知った
傷つけ 傷つけられて
嘲笑って 嘲笑われて
裏切り 裏切られ
避けるために
余計な術を 身につけてた
それでいいんだと そう思ってたのに
気づいたときの 自分の姿は weasel
背負うことなく 免れた 自分は weasel
こんな姿の僕でも もう一度
先へと 進む 力
残されているだろうか
わからないけれど
あなたが 痛みと喜びのなかでも 伝えつづけたこと
たとえ一歩でも
踏み出せるように
すこし あがいてみようと
そう思えたんだ
■2002/07/08 (月) 迷子 どこ?
どこに居るの?
気づいた時には誰も居なくて
右も左もわからない場所
小さな体で 必死で探し駆けまわった
バス
乗ってきたバス?
あれに乗れば良いの?
違う…
どこ?どこにいったの?
泣き出しそうな顔で探しまわる僕に
知らないおじさん達が声を投げかける
『どうした?ボク?』
誰?みんなどこに居るの?
怖くて逃げるようにその場を走り去った
どこ?
どこに居るの?
置いていかないで
泣きながら駆けずりまわって
最初の場所に戻った頃
ようやく迎えがやってきた
■2002/07/07 (日) no title もう良いんだよ
もう